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年が明けましたが、2017年のまとめ。

 

2016年「白い魔女と3兄弟」という絵本が発売されました。
この絵本は完成する前に作者である新田一二三さんが、この世を去ってしまわれました。原稿はできていたため、一二三さんのご両親の強い思いもあり、急遽結成された絵本製作チームによって完成しました。

※絵本完成(2016年・秋)

絵本は一二三さんの夢であった、子供達への読み聞かせのために使われることが多くなりました。ご両親やまわりの人々の活動により、全国的な読み聞かせイベントが行われ、広がっていきました。しかしこの絵本、登場人物が多く、ストーリーもやや長めなど、緻密な描写で、読み聞かせのプロの手によっても子供達に聞かせるのが困難という問題がでてきました。

そこで映像化の話が僕のところへやってきました。
僕は写真をスライドショーにする程度の映像技術しかなかったのですが、それでも構わないということで制作が始まりました。(これもすごい話🤣)

この絵本に携わった関係者は皆口を揃えるのですが、異例のスピードで作品がサクサク出来上がる。(絵本はチーム結成から3ヶ月で出版)
イラストレーターさんやデザイナーさんは、「彼女の意思が生きているかのようにペンが走る(作業が進む)」と表現します。ちなみに僕を含め、ほとんどのスタッフは一二三さんにお会いすることができませんでした。

実際にどういう力が働いて、そんなに、はかどったりするのかわかりませんが、僕にもその不思議なはかどりが感じられました。
絵本にはなかった要素、音や声、絵本よりも細かい描写、その世界の空気、3兄弟達の息遣いまで感じるように、段々と完成形が見えてきます。

※スタジオ・声の収録シーン

 

この世界観が一二三さんの求めていた風景なのかは確認しようがないですが、この映像作品の上映会で、作品と一二三さんのエピソードを知った多くの人が涙を流し、感動したとの感想をいただいて思うのは、今になって一二三さんに会ってみたいと思ったこと。なんとも切ない気持ちではありますが、会っていないのがなんだか不思議。作品に携わることで、どこか身近にも感じていたのか、そんな気持ちを持ちました。

この作品を通していろんな人の声を聞けるという経験は素晴らしいものでした。
人との関わりだけでなく、技術的にも多くの経験で現在につながり、映像関係の仕事も多くなっています。

この「白い魔女と3兄弟」を通していただいたもの、経験は2017年の中でも最も大きなものの一つでした。
まとめとして改めて記事を書いてそう気付きました。

是非予告編をごらんください↓

※本編はDVDでご覧頂けます(不定期で上映会も行なっております)

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※こちらは原作となった絵本です

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yojiadmin

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